持続化補助金 修正依頼の対応
小規模事業者持続化補助金の「修正・再提出のお願い」を巡り、対応窓口に電話がつながらない状態が続いているようです(2020年9月18日現在)。
★持続化補助金の修正依頼を巡る混乱
弊所で把握している修正依頼の趣旨と対応策を備忘録として掲載します。
★本件記事は、あくまで弊所で把握した修正依頼と対応策について説明したものです。正確な修正内容の確認は、ご自身でご対応いただく必要があることをお含みおき下さい。
お問い合わせ
電話:050-3555-7830(平日:10〜18時)
Mail:メールフォーム
経費の明細について
@機械装置等費について、「販売や有償レンタルを目的とした製品、商品等の生産・調達に係る経費は補助対象外」とのコメントがつく。
(対応)補助対象経費の内容を、「仕入れにあたらない」ことが分かるように修正する。
★上記コメントは「仕入れの経費は、補助対象外」という趣旨のもの。
E資料購入費について、「同じ書籍を複数購入できない」とのコメントがつく。
(対応)資料購入費の経費の記載を「〇〇〇円×〇冊」ではなく、「〇〇〇円×〇種類」に修正する。
経費区分が数字のみ(@、Aなど)
(対応)「@機械装置等費」「A広報費」と改める。
補助対象経費の「費目」の修正(広報費を外注費に改める等)
(対応)指摘を受けた補助対象経費の「費目」を修正
★コロナ対応型の場合、補助対象経費の6分の1以上をコロナ感染症対策に合致する投資に割り振る必要があります。「費目」の修正の結果、6分の1要件を満たさなくなる恐れがある点はご注意ください。
事業概要について
企業概要の説明が不十分
(対応)企業概要については、定休日、営業時間、席数など、「平常時の取組」が伝わるように具体的に記載する。
★NHK「鶴瓶の家族に乾杯」で訪問したお店の方が、お店の内容を説明するイメージ
市場動向の説明が不十分
(対応)市場動向については、シンクタンクなどが公表しているデータ(表・グラフ)を引用する。その上で、自社の取組が引用データのどの部分に該当するか、さらにはその見通しを説明する。
★当該事業が、「業界地図」におけるどの業界に属し、その業界の今後温見通しのなかでどのように位置づけられるかを説明するイメージ。
経営方針の説明が不十分
(対応)「コロナによる影響が少ない事業」はいかなる事業で、その事業をいかにして伸ばしていくかを説明する。
補助事業について
販路開拓の取組に向けた説明が不十分
(対応)販促ツール(チラシ、ネット広告等)の具体的な内容・使用方法を説明する。
★(例)無料券付きのチラシを周辺の住宅にポスティングするなど。
補助金の効果について
経営上の効果について説明が不十分
(対応)補助金によって、補助事業がどのように発展させ、その売り上げがいくらになるかを「数字」(金額・割合)で説明する。
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